エスプレッソもドリップコーヒーも味はグラインダーで決まります
しばらく使ってみた結果、抽出での差はほとんど無かったです
どちらもそれぞれに良さがあります
調整のしやすさとか、精度、素材や作りの良さ、
この2機種は総合的に見てどちらも良いエスプレッソグラインダーだと思います
ドリップ用に使えないかと試しに中挽きにして使ってみましたが話になりませんでした
ドリップ用はフジローヤルの「みるっこ」R-220スタンダードです
これが内刃
これは送りと外刃
エスプレッソ用の極細挽きのレンジではエウレカやmazzerの様なフラット(カット刃)になりますが、
ドリップやフレンチプレス用の、特に中細挽きから粗挽きや極粗挽きレンジでは
この刃の形状が威力を発揮します。
粒度の均一性や粉の断面の綺麗さや微粉の少なさ、故障の少なさや耐久性においても、
唯一無二のミルだと思います。
これでドリップコーヒーを落とすと香味も強くなってクリーンなのにコクがでます。
mazzerはデザインも素材も最高です。
ただ、ショートホッパーでも大きい
この物理ボタンのアナログな感じが良い
秒数設定で、挽き切ります。
刃はフラット65ミリです、業務用のサイズです
家庭用でここまでのサイズはもったいないくらい贅沢です。
因みにエウレカのMIGNON SPECIALITAの刃はフラット55ミリです
刃の精度や刃立ちのレベルは同じくらいと思います。
旧式の上刃を回してメッシュ調整です。
エウレカの下刃調整式と比べて掃除がしにくいとか良く言われていますが、
実際はそんなに言うほどでも無いと思います。
結局のところメッシュ調整は豆の状態によって頻繁にしますので
これが上刃になります
ここの大きな所で静電気とダマの除去ができます。
これは実感として、素材はステンレスで好きなのですが、
エウレカの方がコンパクトな上、ダマと静電気除去は断然優れています。
ただ、エウレカのエースシステムの吐き出し口はプラスチックです。
この辺りはどちらを取るかです。
エウレカは液晶、タッチパネルです。
秒数設定で、ドーシングも途中で排出を止めたり再開したりできます。
メッシュ調整は右上の黒い丸いダイヤルで無段階です。
最新システムの下歯で調整されます。
掃除中のために刃の止めネジを外してます
エウレカのMIGNON SPECIALITAの刃はフラット55ミリです
下刃を外すと排出口の奥に見えるジグザグが静電気除去するためのエースシステム
これが機械から取り出したエースシステム
この金属のジグザグによって静電気除去されてダマが出来なくなります。
これだけで大きな静電気除去装置が必要無くなるのが不思議、
イタリア本国ではこの部分だけでも買えますが、日本では買えません。
プラスチックの吐き出し口です。
使いやすさと細かな機能とコンパクトさで言うとエウレカは素晴らしい